シングル盤といいますと、7インチ盤、ドーナツ盤、EP、などなどいろんな呼び名があると思いますが、まあ、そんなものに限定したしまって商いをしております。

では、なぜ、シングル盤にこだわっているのか。それは、

1．場所を取らない

2．見た目が可愛い

3．音が良い

ということでございます。

1．については完全に当方の都合。住居兼事務所でございまして、手狭なのでございます。小さなシングル盤は都合が良いのです。

2．これは、個人の好みですね。CD以上、LP未満の大きさはは手にとっても馴染むジャストサイズ。ジャケがあるものに関しては、LPより明らかに気持ちの入っていないおざなりなジャケがチープでよい。

3．ここがミソなんです。シングル盤の多くは45回転。これに対しLPは33回転。これは1分間にどれだけ回転するかという数字なのでありますが、45回転は33回転の1.36倍多く回っている。つまり、情報量が1.36倍ということなのです。では、実際音がどうなのかというと、高音、低音に厚みが出る気がします。特に低音。あとなんとも言えない生々しさ。これは数値化できない何かなんですが。

そんな理由でBASEはおろか、お店としてもすくないシングルレコード専門店をやっております。

細く長くやっていければと考える次第でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。